由来伝承
日豊穣の海、吉浜湾を眼下に、はるか太平洋を望む当地、扇洞漁港には古くから海上、漁業の守り神である恵比須様が奉られ、地元民にとって、幼少よりなじみ深いシンボルとなっています。
扇流ゑびす太鼓は、この恵比須様を奉る創作太鼓として、昭和五十一年に誕生しました。
以後、吉浜五年祭をはじめ、婚礼等のめでたい席での余興として定着しております。
特徴
合わせ太鼓に始まり、大漁太鼓、ゑびす太鼓、あばれ太鼓の四部構成で、漁家の思いや願いをばちに込めます。
合わせ太鼓は、単調な節の中にも、太鼓叩きの心を一つにしていく、いわばプロローグです。
大漁太鼓は、沖で大漁の入船が水揚げを終え、意気揚々と再び出漁していく様を、ゑびす太鼓では、大漁に喜ぶ恵比須様の姿を表現します。
そして、締めはあばれ太鼓で、漁師の勇壮な心意気を鼓舞します。
団体名 | 扇流ゑびす太鼓保存会 |
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芸能名 | 扇流ゑびす太鼓(せんりゅうえびすだいこ) |
発足 | 昭和51年5月 |
代表者名 | 新沼康太 |
連絡先 | このホームページよりご連絡ください。 |