起源伝承
大森肩怒剣舞の始まりは、文政年間(1818)大森の住人3人が、一里あまりの山道を板用に通い、踊りを習得したと言われています。
宝暦年間(1752)猪川町、稲子沢家の使用人達の和をはかる為に踊られた剣舞が板用に伝えられ、その後、大森へと伝えられました。
明治、大正、昭和、平成と踊り継がれ、一時期休む事もありましたが、先輩の方々の努力、地域での伝承に対する熱意で消えること無く踊り継がれています。
使用されている面は、当時稲子沢家と縁があった、京都の名工「マキタ某」の作で、大変貴重な作品と言われています。
(大正5年の日頃市村郷土史資料より)
特徴
踊りの種類
- 回向踊り
仏前や神前にて手向ける踊り - 道中囃子
太鼓、笛、ササラにて奉し舞の準備をする - 初庭
墓参りの踊り - 花和讃
世の無常、仏の慈悲を称える踊り - 三国
現世の儚はかなさ、仏道の広大な教えを知らせる踊り - 七拍子
栄枯盛衰と世の無常を歌い仏に救われる物語の踊り
団体名 | 大森肩怒剣舞保存会 |
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芸能名 | 大森肩怒剣舞 (おおもりかたいかりけんばい) |
指定日 | 昭和58年10月 |
代表者名 | 大森由喜 |
連絡先 | このホームページよりご連絡ください。 |